2014年11月18日火曜日

雷鳥沢キャンプ場へ行ってきた(黒部立山アルペンルート)

夏のことだけど、黒部立山アルペンルートで雷鳥沢キャンプ場へ行ってきました!

まず行き方について。俺が悩んだのはアルペンルートのお値段。

長野側から行く:扇沢〜室堂 9,050円(2人分18,100円)
富山側から行く:立山〜室堂 4,310円(2人分8,620円)
※往復の値段(2014/8)

結構高く、1万円も違って来ちゃいます。
一瞬「富山側から行ったろかな〜」って思ったんですけど
高速道路の料金を比べてみると

長野側:東京〜安曇野 6,040円(往復12,080円) 所要時間 約4:00
富山側:東京〜立山 9,820円(往復19,640円) 所要時間 約5:30

差し引いてみると

長野側:30,180円
富山側:28,260円(-1,920円

富山側から行くほうが微っっ妙〜に安い。ただ富山側は所要時間が長いうえ
ガソリン代も沢山かかるため長野側から行くことにしました。

(金曜日に会社が終わってから移動ともなるとキツイしね!)

雷鳥沢のキャンプ場までは、黒部立山アルペンルートで何種類かの
乗り物を乗り継いで向かいます。
扇沢まではマイカーで乗り入れ出来るので、信濃大町からのバスは乗りません。

駅の駐車場はお金が少しかかりますが、駅前まで数分のところにある市営の駐車場なら
タダです。

扇沢駅

どんよりとした空。道中では雨がぱらついていて不安な天気でした。
ここ扇沢からはトロリーバスで黒部ダムまで登ります。

黒部ダム
黒部ダムへ着くとどんより空はすっかり晴れ渡っていました。
連休ではないので、比較的すいていてゆっくり移動できる。
観光放水を見ながらダムの堰堤を歩きつつ黒部湖駅まで移動。

評判の山いちごソフト
ケーブルカーの待ち時間に山いちごソフトを食べる。
山いちごのほのかな酸味が美味。

ケーブルカー
黒部湖からはこの斜めのケーブルカーで黒部平までゴリゴリと登っていきます。

立山ロープウェイ
黒部平からはロープウェイに乗って大観峰まで。

絶景!
大観峰からは再度トロリーバスに乗って目的地の室堂まで行きます。

立山トンネルトロリーバス

室堂!!
そしてやっと室堂到着!快晴で群青の空が目に飛び込んでくる。
室堂からは雷鳥沢キャンプ場まで40分程度歩きます。
道中は石畳で舗装(?)されているので、登山靴でなくとも問題なしです。

みくりが池
風が少し吹いていたので、水面が揺れてうまく山の反射を撮れなかった。
池の深い青が爽やか。

みくりが池温泉
みくりが池から少し歩くと、みくりが池温泉があります。
ここの温泉はシャワーやアメニティなどが充実してとても高所とは思えないほど快適です。
お湯は白くにごりヌルヌルとした肌触りで、ありがたみのあるお風呂でした。
レストランの食事もチョー美味しそうでした。

雷鳥沢キャンプ場
みくりが池温泉から程なくして目的地のキャンプ場へ到着ー。
道中は硫黄の煙がひどく、水を含んだタオルを口へ当てると歩きやすいです。


キャンプ場はすいているので好きなところへテントを張れます。
テントの周りはこの景色です。





テント場から5分程度のところに雷鳥沢ヒュッテがあるので
そこでお昼を頂きました。
この景色の中でいただくビールはもう最高です。

おでん

カレー
雷鳥沢ヒュッテには温泉もあるので、テントへ戻る前にひと風呂浴びました。
ここの温泉もシャンプー、ボディソープがあって至れり尽くせり。
お湯は無色透明のさらさら系。湯上がりさっぱりです。

テントに戻って晩飯の準備。

ネギを白髪に切って
ネギ
米を炊いて
家で仕込んだねぎ塩ダレを用意して
レシピ
 長ねぎ(白い部分) 1本分
 ゴマ油 大1
 炒りごま 大1
 酒 大1
 塩 小1 気持ち多めがいい
 鶏がらスープの素 小1 気持ち多めがいい

ネギ塩ダレ

肉を焼いて
 食う!

焼き肉は無難に美味しかったんだけど、ねぎ塩ダレはできれば現地で
作ったほうがいいね。
ネギから水分が出たせいか、シャバシャバしてごま油の風味がなくなってしまった。

あと、米は高所だとどうしても芯が残っちゃうね。
(あまり意味がないかもだけど、石をフタに乗せて圧力をかけてみるとか)

夜は星空を撮影しようと思ってたのですが、土砂降り。
夜中に目覚ましをかけて寝ちゃいました。

星空1

目覚ましで起きてみると、雨が止んでいて満天の星空が顔を出してました。

星空2

天の川って初めて見た気がします。
撮影手技が未熟なため、天の川はうまく撮ることが出来なかった。




朝露にぬれるキャンプ場
翌朝も快晴!
朝食をとって、みくりが池温泉につかってから帰りました。

ソーセージ

スープ

ハムエッグ

雷鳥沢キャンプ場はあまり徒歩がなく、アクセスしやすいわりには
アウトドア気分を十分満喫できるいいキャンプ場でした。
「登山はちょっと・・」って人でも楽しめると思います。

それでは良い一日を。チャオ!



2014年11月3日月曜日

最強クーラー SHIMANO フィクセル・プレミアム 300

クーラーボックスを買い替えました!
キャンプや旅行でずっと使っていたものですが、保冷力にずっと不満がありました。

うちでは、数日の旅行やオートキャンプへ行く際は、は必ず車の後部座席にクーラーボックスを置いて
ジュースやお弁当、ちょっとしたナマ物なんかを冷やしておくようにしてました。

当日中は氷のパワーもあって、冷たいまま保管することが出来るのですが
翌日ともなると、箱の表面は結露し、氷は溶け去り、中の物がすっかりぬるくなって
しまうです。
青森のサンワドーで3,000円くらいで購入
これも愛着があって可愛い
翌日のやる事と言ったら、まず最寄りのコンビニへ行き氷を買ってクーラーボックスへ
入れること。
溶けた氷をTHERMOSへ移して飲むことですわ。(美味しい)

さすがにナマ物も悪くなるし、お肉とか魚介とかお土産に持って帰りたいのに
最終日でないと持って帰れない、もしくはそもそも持って帰れないといった具合です。

一念発起して、クーラーボックスを買い換えることにしたのです。

いろいろクーラーボックスについて調べました。
大まかには以下のとおり。
キャンプ用(アウトドアメーカー)
 ・保冷効果はまぁまぁ
 ・サイズが大きい
 ・値段がいい感じ
釣り用(釣具メーカー)
 ・冷却効果が高い
 ・サイズが小さい
 ・高価

で、ケース(ハード)も様々
・発泡スチロール(俺が持っていたものはコレ)
・発泡ウレタン
・真空断熱パネル
※下の方が保冷効果が高い

悩ましい・・。キャンプ用は値段と2Lペットも縦で入る大きさが魅力。
一方、釣り用はなんといっても保冷効果の高さであろう。

若干悩みましたが、やっぱりクーラーボックスの目的である保冷を最優先とするよう割りきりました!
で、買ったのがコレ!

SHIMANO フィクセル・プレミアム 300

このフィクセルシリーズもグレードがあって、悩ませてきます。

ライト 強化スチロール
ベイシス 発泡ウレタン
リミテッド 真空断熱パネル3面
プレミアム 真空断熱パネル6面
※下の方が保冷効果が高い

ただ、値段で妥協して保冷効果に少しでも不満が残ったらこの先
一生安眠が出来ないと思い、一番グレードの高いプレミアムを買いました。

もうクーラーボックスで悩むことは一生涯なくなったわけです。

このクーラーボックスの素晴らしいところは、真空断熱パネルを6面(つまり全面)
に使うことで保冷効果を極限まで高めているところです。

コミュニケーションサイトを見ていると、「氷が3日間残った!」とか「息子が受験に成功した!」とか
まことしやかに書き込まれています。

手元に届いたブツを眺めていると、素敵な仕掛けが盛沢山!

■排水
排水のフタ このツマミをひねると
パカッ!自動的に跳ね上がる仕掛けが!
■フタ
横のボタンを押すとロックが外れる 
上のフックからもロックが外せます
上から両方のフックを掴み
ガバッと全部外せたりします!
などなど、かなり満足しているのですが、残念な箇所もあります。

■ハンドル
このハンドルは肩ベルトと共用になっていて、肩ベルトを使う際はハンドルを
外さなければならないこと。(もとのクーラーはハンドルと肩ベルトは両方使えた)

ハンドルがついた状態

肩ベルトに付け替えた状態
■高さ
箱の内寸なんですが、2Lペットがギリギリ入りません!
だから、倒して入れるしかないのです。

フタの部分が飛び出している

でも、目玉の保冷効果は呆れるほど高く、安心してナマ物をぶち込むことが出来ます。
キャンプ前 深夜2時
キャンプ明け 翌朝8時 半分以上残ってる!
以前のクーラーでは氷が翌朝に残ってることはなかったのですが
このクーラーでは前日の深夜に入れた氷が、半分以上残っていました。

友達からは「オートキャンプにはオーバースペックだ」と言われていますが
今のところ買ったことを後悔していません。
今度は青森から生の牛肉を持って帰って来ようと思っています。

以上!


それでは良い一日を。チャオ!

2014年9月4日木曜日

鳳凰三山テン泊ですた丼!

かなり前になってしまったけど、7月に鳳凰三山へテン泊してきました〜!
※前回雲取山の記事を書こうと思ったんだけど、ほっといたら書くタイミングを失った

コース
初日(ドンドコ沢)
青木鉱泉(5:30)→南精進ケ滝→白糸滝→五色滝(11:00)→鳳凰小屋(12:15テント設営)→地蔵岳(14:30)→鳳凰小屋(15:30)

二日目(中道)
鳳凰小屋(5:30)→鳳凰分岐(6:45)→観音岳(7:45)→薬師岳(8:15)→青木鉱泉(14:15)

青木鉱泉には深夜2時くらいに着いたんだけど、真っ暗な山道がめちゃくちゃ怖かったー。
駐車場まで着けばお仲間が沢山仮眠をしてて安心したけど。道中がさ、ありえないほど怖いよ。

ドンドコ沢は、その名の通り沢沿いに登っていくルートで
ところどころで沢をまたいだり、滝を見れたり出来て涼しいコースだった。

ところどころの沢が

俺に清涼感を与えてくれる

でも急坂が続いたり、当日の気温が高かったせいで大量に汗をかいて
2Lのプラティパスが空になっちゃいました。
登りは鳳凰小屋手前まで水場がなくてかなり焦った。

鳳凰小屋手前の水場も、正直どこかわからなかったので
地図的にはここだろってところで沢の水をグビグビ飲んじゃった。
腹は壊さなかったので、結果オーライだったけど本当は駄目だね。

ハイドレーションってとても便利なんだけど、水の残量が見れなくて危ないね。

見どころの滝だけど、相変わらずのバテバテっぷりで五色滝しか見れなかった。
もうね、回り道してまで見に行く余裕なんてないっすよ。

五色滝(ガスであまり見れなかった)

コースタイムを超えて鳳凰小屋へ到着。テン場は混雑するって聞いていたので
早めに来て張ったけど、結局こんな感じになった。

このテントの森

テントを張って安心したので、荷物を置いて地蔵岳に登った。
道中はザレっザレでめちゃ疲れた。フル装備だったら俺の脚力じゃ絶対に登れないと感じた。


本当は、オベリスクの近くが地蔵岳みたいだけど、ここが俺の地蔵岳ってことにする。
オベリスクに張り付いている人がいたけど、ホント凄いよ。

オベリスク ありがたや〜

今回は「すた丼」を作った。
家で合わせダレを作って、豚肉、ネギをタレで炒めるだけの
簡単調理だったけど、今までで一番美味しかったかも。

ごま油でネギと豚バラを炒めて〜

タレを和えて〜

玉子を落として出来上がり〜
    タレのレシピ
    ニンニクすりおろし:やまほど
    ショウガすりおろし:小さじ1くらい
    鶏がらスープの素:小さじ1
    酒:大さじ4
    みりん:小さじ1
    砂糖:小さじ少々
    しょうゆ:大さじ3

当面の晩飯はこれでいい気がするわ。

翌日は3:30に起床した。前日に隣のテントから翌日の午後から
天気が崩れるって聞こえてきたから。

朝飯と昼飯分のコンビーフサンドを作ってみた。
これが不味い不味い。
無理に口にねじ込んで食べたけど、もう作らないね。
パン屋さんで買うコンビーフサンドは美味しいのに、、何か材料足りない気がするね。

コンビーフにマヨを和えて

サンドする

この日は鳳凰三山の主峰観音岳と薬師岳をまわる。

天気も最高によく、この景色の稜線散歩は最高に気持ちが良かった。

観音岳への道中 富士山もこの通り

雲海が景色に雄大さと静けさを感じさせる

観音岳

この道を歩ける。素敵!

薬師岳

しかし、中道を下っている途中で左足太ももが肉離れを起こしたらしく
まったく踏ん張りが効かなくなってしまった。
何度も転びながら、よちよち歩いて帰りました。途中「ビバークか!?」と
頭をよぎったけど、早めに行動開始していたのでなんとか帰ってこれました。
結局コースタイム4時間のところ7時間かけて下りてきた。

ちょっと自分の実力に見合った登山計画をしなくちゃならないなって
心に刻み込まれました。
でも、、諦めず歩き通した自分を褒めてあげたいっ!!

青木鉱泉で汗だけ流して帰りました。
料金:1,000円
   アメニティは石鹸だけ




それでは良い一日を。チャオ!